利用上の注意

注意事項

Premiere Pro 用 UXP API の制約により、Presetdeck から扱えない機能の一覧です。

以下に挙げる項目は、Adobe が公式に提供している Premiere Pro 用 UXP API において、現時点(2026年5月)では操作に必要なメソッドが公開されていないため、 Presetdeck からは扱うことができません。

これらは Presetdeck 側の実装不足や不具合ではなく、Premiere Pro 自体が 外部プラグイン(UXP)に対して開放している機能の範囲外にあたります。 Adobe が今後 API を拡張し公開した時点で、Presetdeck も対応版を アップデートで順次お届けします。

Presetdeck の機能に直接関係する制限

プリセットやマクロを使う際に、想定と異なる結果になり得る項目です。

エフェクトのマスクアニメーション

Premiere Pro のエフェクトに付随するマスク (マスクパス・マスクの境界のぼかし・マスクの不透明度・マスクの拡張)の キーフレームは、Presetdeck から適用することができません。

マスクアニメーションを含むプリセットを登録すると、タイルが うすい黄色に色付けされ、 クリック時に警告が表示されます。続行を選択した場合は、マスク以外の エフェクト部分(ブラー・明度・トランスフォーム等)のみが反映されます。

完全な見た目で適用したい場合は、元の .prfpset ファイルを Premiere Pro の Effects パネルから直接クリップにドラッグ&ドロップしてください。

音声トランジション

コンスタントパワー・コンスタントゲイン・指数フェードといった 音声クリップ用のトランジションは、 Adobe API に追加用のメソッドが公開されていません。

Presetdeck のトランジション登録モーダルでは選択肢として表示されますが、 警告とともに登録ボタンが無効化されます。Premiere Pro 内で 手動で付与してください。

グラフィッククリップの「ベクトルモーション」

テキスト/グラフィッククリップ専用のベクトルモーション (位置・スケール・回転)は、UXP プラグインからは取得・編集できない 領域に格納されています。

Presetdeck では同等の操作を「モーション」または 「トランスフォーム」エフェクトで代替します。 プリセット記録時にも、自動的にこちらに置き換えて保存されます。

テキストの本文・フォント・色の自動編集

エッセンシャルグラフィックスのテキスト本文・フォント・色・サイズなどを、 Presetdeck タイル経由でクリップごとに自動で書き換えることは現時点では 行えません。

テキスト系の演出は MOGRT(モーショングラフィックステンプレート) として書き出し、Presetdeck の .mogrt タイルとして利用することを推奨します。

Premiere Pro 全体に関わる制限(参考情報)

Presetdeck の主な機能には直接影響しませんが、 ご質問の多い項目として参考までに掲載しています。

Lumetri カラーの高度な調整

Lumetri カラーの基本補正(露光量・コントラスト・ホワイトバランス等)は 通常どおり扱えますが、カラーカーブ (Hue vs Hue、Hue vs Luma など)、HSL セカンダリビネットといった高度なパラメータの細部 キーフレーム制御は API として公開されていません。

これらを含む色補正プリセットを登録した場合、基本補正部分のみが 反映されます。

字幕・キャプションの自動操作

Premiere Pro の字幕機能(音声テキスト変換/Speech to Text の結果を含む)について、字幕アイテムの追加・編集・タイミング調整は UXP プラグインからは行えません。

Presetdeck では字幕関連のタイル化機能は提供していません。 手動操作で対応してください。

マルチカム編集の自動切替

マルチカメラ ソースシーケンスの作成、カメラの自動切替、 カット編集は、現時点で API が公開されていないため、Presetdeck タイル からは制御できません。

マルチカム関連の操作は Premiere Pro 上で行ってください。

Premiere Pro 本体のショートカット登録

Presetdeck のタイル発動を、Premiere Pro 本体の グローバルショートカット(例:Ctrl+1 などの キーボードショートカット)に直接割り当てることはできません。 この機能については Adobe ロードマップ上で「対応予定なし」と 回答されています。

ただし、Presetdeck パネルにフォーカスがある状態での 番号キーショートカット(パネル内ショートカット)はご利用いただけます。

今後の対応について

上記の各項目は、Adobe が Premiere Pro の UXP API を拡張し、 必要な機能を公開した時点で、Presetdeck 側でも順次対応してまいります。

最新の対応状況については、公式 X アカウント @presetdeck にてお知らせいたします。特定の機能について早急な対応をご希望の場合は、 マイページのお問い合わせフォームよりご連絡ください。